介護のことで家族会議。それを聞いた本人、自ら餓死を選択?
ちょっと刺激的なタイトルですね。
こんなことを書いて、まずいかな・・・と
思いましたが約20年前の話なのでもう時効かな?
と、ここに綴ります。
[ご利用者:80代後半の女性 寝たきり(下半身が不自由) ]
[介護人:娘二人、日中は独居]
長女は昼間働いていて日中は独居、ヘルパーが食事介助していました。
そして、長女は少し足が悪く次女は軽い脳梗塞を発症していました。
そのお宅へは、訪問入浴の看護師としてでなく
ヘルパーとして伺っていました。
(訪問入浴の依頼が無い場合、ヘルパーとして勤務します)
そのおばあさま
「死にた〜い。もう、死にたいよ〜」
「娘にも悪いし、死にたいよ〜〜」
毎回毎回、口癖にそう言っていました。
ある日、予定より早く着いてしまい
ドクターがまだ診察しているところに居合わせました。
診察が終わると、そのおばあさま這ってドクターににじり寄り
「私、まだ、大丈夫ですか?」
「本当に、大丈夫ですか?」と心配そうにしつこく聞いていた。
ドクターは
「大丈夫。まだまだ、大丈夫ですよ〜!」
気軽に応えていた。
私はその場にいてちょっと、おかしくて・・・
「死にたい」「早く死にたい」
って言ってたって
やっぱり、生にしがみつくもんだな・・・と
それが、人間というものなんだな・・・と思って。
そんなことがあってから訪問入浴の方が忙しくなり、
同僚とヘルパー業務をスイッチ。
私が伺う事はなくなりました。
ところが、しばらくすると
「あのおばあさま、食事を全然取らない!」と
同僚が騒いでいる。
いつも食事はキレイに完食していたし、
ドクターも大丈夫だと太鼓判を押していたのに・・・
なぜ??と思い同僚から話を聞いてみると・・・
娘さんがね困り果てた表情で
「この間、となりの部屋で家族会議を開いたの。これから誰が母を面倒看るかで・・・・」
「どうも、聞こえていたらしい。
次の日から水も食事も拒否しているの・・・・」
こちらとしても、一生懸命食べてくれるよう
説得したけど、もう全然で・・・・
すごくびっくりしました。
娘に迷惑かけるから、死にたい・・・ってのは
口癖だったけど、あんなに「生」に執着していた人が
食事をいっさいとらなくなるなんて・・・
仲のいい家族だったようです。
長女が足が悪いながら、会社に向かうときベッドから玄関まで這っていって
「いってらっしゃい」
・・・と声をかけていたんです。
娘二人とも持病があるし、詳しいことは分かりません。
ただ、それからあっという間に衰弱して介護廃止になり、間もなく亡くなりました。
とても可愛らしいおばあさんでした。
こんなことになるなんて・・・・
今でも時々、そのお宅の前を通ります。
とても悲しい出来事でした。
こんなことを書いて、まずいかな・・・と
思いましたが約20年前の話なのでもう時効かな?
と、ここに綴ります。
[ご利用者:80代後半の女性 寝たきり(下半身が不自由) ]
[介護人:娘二人、日中は独居]
長女は昼間働いていて日中は独居、ヘルパーが食事介助していました。
そして、長女は少し足が悪く次女は軽い脳梗塞を発症していました。
そのお宅へは、訪問入浴の看護師としてでなく
ヘルパーとして伺っていました。
(訪問入浴の依頼が無い場合、ヘルパーとして勤務します)
そのおばあさま
「死にた〜い。もう、死にたいよ〜」
「娘にも悪いし、死にたいよ〜〜」
毎回毎回、口癖にそう言っていました。
ある日、予定より早く着いてしまい
ドクターがまだ診察しているところに居合わせました。
診察が終わると、そのおばあさま這ってドクターににじり寄り
「私、まだ、大丈夫ですか?」
「本当に、大丈夫ですか?」と心配そうにしつこく聞いていた。
ドクターは
「大丈夫。まだまだ、大丈夫ですよ〜!」
気軽に応えていた。
私はその場にいてちょっと、おかしくて・・・
「死にたい」「早く死にたい」
って言ってたって
やっぱり、生にしがみつくもんだな・・・と
それが、人間というものなんだな・・・と思って。
そんなことがあってから訪問入浴の方が忙しくなり、
同僚とヘルパー業務をスイッチ。
私が伺う事はなくなりました。
ところが、しばらくすると
「あのおばあさま、食事を全然取らない!」と
同僚が騒いでいる。
いつも食事はキレイに完食していたし、
ドクターも大丈夫だと太鼓判を押していたのに・・・
なぜ??と思い同僚から話を聞いてみると・・・
娘さんがね困り果てた表情で
「この間、となりの部屋で家族会議を開いたの。これから誰が母を面倒看るかで・・・・」
「どうも、聞こえていたらしい。
次の日から水も食事も拒否しているの・・・・」
こちらとしても、一生懸命食べてくれるよう
説得したけど、もう全然で・・・・
すごくびっくりしました。
娘に迷惑かけるから、死にたい・・・ってのは
口癖だったけど、あんなに「生」に執着していた人が
食事をいっさいとらなくなるなんて・・・
仲のいい家族だったようです。
長女が足が悪いながら、会社に向かうときベッドから玄関まで這っていって
「いってらっしゃい」
・・・と声をかけていたんです。
娘二人とも持病があるし、詳しいことは分かりません。
ただ、それからあっという間に衰弱して介護廃止になり、間もなく亡くなりました。
とても可愛らしいおばあさんでした。
こんなことになるなんて・・・・
今でも時々、そのお宅の前を通ります。
とても悲しい出来事でした。